昨日、
大阪の実家に帰ってきました。
最後にみんなと会えてよかった……
やはり、日頃の行いが良すぎたのでしょう。イミグレも税関もすんなり通過。
さて、
今日はブログについて書きます。
やっぱ僕の旅はこのブログと共にあったから。
最後にブログのことを書くというのは
僕にとって、
すごく自然なこと。
みんなほんとうに、
ありがとうね。
今はそれしか出てきません。
ランキング1位になれたのは、
間違いなく、
みんなのお陰です。
ほんとブログに関しては、
いろんな感情が
駆け巡るよ。
出発から3ヵ月経ったインドで気付きました。
「目的もなく渡り歩くことはできない」
「このままじゃ旅続けられない」
前に進むには、
ブログでみんなと旅を共有し続けるしかないと思いました。
その時に、
ランキングで1位になるって決めた。
目的のない旅に何か意味を持たせたい。
はっきり言って、
自己満足以外の何物でもなかった。
そっからはもう、
ブログ中心の旅になった。
飲んでいても、
ブログ書くために席を外したし、
ネットに不安があるからアフリカも諦めた。
僕にとって発信できないのなら、
旅しても意味がなかった。
最初は、
人気ブログランキングの海外ニュース部門で1位を目指していました。
記事も今のようなブログブログした内容じゃなくて、
ネタありきの新聞テイストで書いていました。
コンセプトは、
「バックパッカ―が自分で歩いたから拾えるネタ系ニュースサイト」
ゆくゆくは
たくさんの旅人に記事を書いてもらって、
帰国後にビジネスにもって行きたいと思ってました。
9ヵ月くらいそういうスタンスでやりました。
でも、
ランキングは10位くらいをどうしようもなく
彷徨っていました。
ほんと、悩みまくって、
ランキングが夢に出てきたこともあった。
デザイナーさんにヘッダーを変えてもらったり、
日本にいる友達に問題点洗いだしてもらったり。
旅人と朝まで話し込んだことは一度や二度じゃありません。
もう、やれることは何でもやった。
でも全然ダメ。
海外ネタニュースサイトって引用モノが主流で要は、
インパクト勝負。
悔しいけど、それを打ち負かす力は僕にはなかった。
コンセプトをとるか、
1位をとるか。
僕は1位をとった。
旅を通じて、
「人に認められるコンテンツを作りたい」
という気持ちが少しだけ上回ったというのはキレイごとで、
決めたことをやり切りたかった。
そして、
ブログ村に移籍。
そこからは
完全に「俺ブログ」に徹した。
自分という人間を出していかないと、
クリックしてくれないと思った。
楽しいことだけじゃなく、
自分の弱い部分を
あえて
たくさん書きました。
全部計算でした。
2012年4月あたま、
強制送還を受けてランキングが一気に上昇。
2012年4月12日、はじめて1位に。
そして、掲げた
「1位を1ヵ月キープしないと帰国しない」
という目標も達成することになりました。
たぶん、
クリックのほとんどは
同情票だったと思う。
だってこんな悪ふざけと、マジメくさったモノが混在したブログ、
コンテンツとしてはナシだもん。
クリックしてもらうための
いやらしい記事もたくさん書いたし。
毎回クリッククリックうるさかったよね。
ごめんね。
でもね、
ブログやってきてほんとによかったと
今は思ってる。
だってブログ書いてる時が一番楽しかったもん。
おもしろい
って言ってもらった時が一番嬉しかった。
ブログを通じて大切なものに気付きました。
やっぱり僕にはこれしかないし、
これからも
活字の世界で生きて行きます。
旅で出会った仲間たち。
仲良くなった人はもちろん、
旅中にそこまで話せなかった人が、
別れてからコメントくれたり、
読んでくれたりしていることを知って
ほんと嬉しかった。
僕の知らないところで宣伝してくれた人もたくさんいたよね。
みんなと出会えてよかった。
日本で応援してくれたみんな。
旅中、みんなの顔ばっか思い出してました。
これからもよろしくね。
会ったことのない人も、
毎日クリックしてくれたり、ツイッタ―やfbで拡散してくれたり…。
メールで僕を励まし続けてくれた人もいた。
なんでそこまでしてくれるのか、
未だにわかんないよ。
そして家族。
オカンなんかランキングの上位ブログ片っ端から読んでいたからね。
それでいっちょ前に批評したりするもんだから、
きつーく叱っておきました(笑)。
1年間見守ってくれてありがとう。
みんな、
旅の最後にこんなに温かい気持ちにしてくれて、
ありがとう。
「最後の1クリック」とか言ってたけど、
撤回します。
もう十分です。
ランキングからは今日いっぱいで引退します。
もし自分で役に立てることがあったら、
いつでもメールください。
atsugk☆gmail.com
(fbもこれで検索すれば出てきます)
ほんとは最後に妄想のひとつやふたつかまして終わろうと
思ったんだけどね。
どうしてもそういう気持ちになれません。
みんなの幸せを願っています。
さようなら。
松崎敦史